大分トリニータ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕

大分トリニータ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-2020シーズン成績振り返り-

順位:11位
勝ち点:43
勝利数:11
引き分け:10
負け:13
得点:36
失点:45
得失点:-9

目標だった6位以上には届かず…。しかし、各節で見てみるとフロンターレやFC東京といった上位陣に勝利した試合もありました。特にフロンターレ戦は盤石の展開で、CBの斜め後ろのスペースを徹底して使う戦略がはまりました(相手DF・谷口選手を退場に追い込むシーンもあり)。チームとしての準備が整って相手の攻略に徹底したときの強さがあることを証明しました。
得点はリーグ全体でワースト2位タイ(ベガルタ仙台と同点)。得点力がもう少し上がれば…、というシーズンでもありました。
ということでFW陣では、フロンターレからレンタルで加入した知念選手は29試合3ゴール、伊佐選手も22試合3ゴールと寂しい数字となりました。高澤選手が24試合6ゴールと成長を見せたのが光明でしょうか。
MF陣ではボランチの小林裕選手が長期離脱してしまいましたが(12試合0ゴール)、長谷川選手が台頭(27試合0ゴール。ウィングバックやシャドーで出場数を伸ばした田中選手は33試合8ゴールと大活躍し、これはチームトップの数字。馬力のあるドリブルを武器にチームを牽引しました。
守備陣では3バックが素晴らしいパフォーマンスを発揮。中でも鈴木選手は、連続フル出場が166試合(!)で途切れたものの(その数字もフィールドプレーヤーとしては驚異的ですが)、トリニータのゴールを守りました。
GKの高木選手もムン・きょんごん選手も共にレギュラー格として活躍しました。

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-移籍OUT-

FW:
三平(完全)→甲府
渡(完全)→福岡
知念(レンタル終了)→川崎

MF:
小手川(完全)→松本
島川(完全)→鳥栖
田中(完全)→浦和
小塚(完全)→川崎
前田(完全)→愛媛

DF:
鈴木(完全)→清水
星(完全)→新潟
岩田(完全)→横浜
高橋(レンタル)→ヴェルスパ大分

GK:
ムン・キョンゴン(退団)→未定

知念選手と小塚選手がフロンターレへと移籍・レンタル満了。
攻撃を牽引した田中選手が浦和レッズへと移籍しました。
またトリニータの堅守を支えた岩田選手が横浜FMへ。

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-移籍IN-

FW:
長沢(完全)←仙台

MF:
下田(完全)←川崎
福森(完全)←北九州
渡邉(完全)←新潟
井上(大卒)←福岡大学
藤本(大卒)←鹿屋体育大学
弓場(昇格)←大分ユース

DF:
坂(完全)←湘南
上夷(完全)←京都
黒崎(完全)←栃木

GK:
ポープ・ウィリアム(完全)←岡山
西川(高卒)←藤枝東高校

得点力不足解消の補強として長沢選手を獲得しました。
また堅守を支える守備陣に坂選手・上夷選手・黒崎選手で枚数をそろえました。

大分トリニータ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-補強方針とピックアップ選手-

得点力不足を解消するためにもトリニータにフィットするFWの獲得が急務でした。
そこに長沢選手という、クロスに合わせることに特長のある選手を補強することに成功しました。GKを含めたビルドアップとサイド攻撃がメインとなる片野坂監督の戦術を継続することが見込まれます。欲を言えば、長沢選手がケガしたときに備えてもう一人万能型のFWが望まるところでもあります。
一方、片野坂監督体制1年目からの主力だった鈴木選手・岩田選手の流出は大きな痛手です。3バックのうち2人が新戦力ということで、守備陣の再構築が急務となりそうです。174㎝とCBとしては小柄なものの身体能力の高さに特長のある坂選手と、3バックならどこでもこなせてビルドアップもできる上夷選手にかかる期待は大きいです。

大分トリニータ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-まとめ-

数多くの主力が移籍していくも、J2出身選手を中心に、各ポジションに中堅以上の年齢の即戦力を獲得し、片野坂監督体制6年目に向けて準備を進めています。
シーズン前のキャンプでは朝の散歩の最後にあっちむいてほいを取り入れるなど、独特の方法でチームのコミュニケーションと頭の体操をチームに施す片野坂監督。
降格のボーダーラインに位置するであろうチーム戦力ではありますが、
J1残留以上の結果を残す為に最重要ピースは片野坂監督の手腕ということになりそうです。
個人的には大分のポゼッションスタイルが好きなので、この方針を貫いていって欲しいところではありますが、結果が伴ってこないときにチームのスタイルを一変出来るかどうか、に注目していきたいと思います。

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