川崎フロンターレ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕

2021年川崎フロンターレの移籍情報、戦力分析です。
Jリーグでトップクラスの選手層とチーム力は今年も必見です!!

川崎フロンターレ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-2020シーズンの振り返り-

順位:1位
勝ち点:83
勝利数:26
引き分け:5
負け:3
得点:88
失点:31
得失点:57

2位ガンバ大阪に勝ち点18ポイント差をつけての独走優勝を達成。
得点数も、横浜Fマリノスの69点に14点差をつけての単独トップ。
失点数についてもトップのグランパス28失点についでの2位と、攻守に高次元のパフォーマンスを発揮しました。

川崎フロンターレ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-移籍OUT-

FW:
宮代(レンタル)→徳島

MF:
中村(引退)
斎藤(完全)→名古屋
下田(完全)→大分
守田(完全)→サンタクララ
原田(レンタル)→鳥取

DF:
ジオゴマテウス(満了)→未定

フロンターレのバンディエラ・中村憲剛選手が引退、
中盤底で2020年のフロンターレを支え続けた守田選手が移籍により、
核となる中盤の構成人数が減少しました。

川崎フロンターレ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-移籍IN-

FW:
知念(レンタル復帰)←大分
遠野(レンタル復帰)←福岡
宮城(レンタル復帰)←富山

MF:
ジョアン・シミッチ(完全)←名古屋
小塚(完全)←大分
塚川(完全)←松本
橘田(大卒)←桐蔭横浜大学

DF:
田邉(高卒)←静岡学園高校

名古屋の中盤守備を固めていたシミッチ選手が完全移籍で加入、
トリニータにレンタル移籍していた知念選手が復帰しました。
知念選手はトリニータで万能ストライカーとして活躍した2020年の勢いをそのまま2021シーズンにも発揮したいところです。
2020シーズンの特筆点の一つに、当時湘南から獲得した山根選手のフィットと飛躍があったので、
フロンターレスカウト陣の慧眼を考えると、今年も小塚選手や塚川選手が急激に台頭してくる可能性も秘めています。

川崎フロンターレ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-補強方針とピックアップ選手(2020シーズンデータも)-

補強方針は、守田選手・中村選手が抜けたポジションをどう埋めるか、という点です。
名古屋で実績のあるジョアン・シミッチ選手を筆頭にフロンターレのサッカーにフィットしそうな技術の高い選手を補強しています。
田中選手・脇坂選手・大島選手らで逆三角形を築くのか、ここにシミッチ選手を新たに組み込んでいくのか、ハイレベルなポジション争いが繰り広げられそうです。
ACLとリーグ戦の両方を戦う上で、1チーム分以上の戦力が必要となるシーズンをどうマネジメントしていくのか、鬼木監督の取り組みにも注目です。

☆★ジョアンシミッチ(1993/5/19)★☆
24試合1得点
・TOP3スタッツ
1. ロングパス成功率 74.1 % (リーグ38位)
2. ヘディング得点数 1 (リーグ40位)
3. 1試合平均インターセプト 0.2 (リーグ69位)

・その他スタッツ
1試合平均プレー数 ※1 33.7
1試合平均敵陣パス数 14.6
1試合平均自陣パス数 14.9
1試合平均ロングパス数 2.4
※1:トラップやパス、クリアなどのボールタッチアクション回数を出場試合数で割った数値

☆★知念慶(1995/3/17)★☆
29試合3得点
・TOP3スタッツ
1. ロングパス成功率 88.9 % (リーグ8位)
2. 1試合平均シュート数 2.3 (リーグ19位)
3. 右足得点数 3 (リーグ37位)

・その他スタッツ
1試合平均プレー数 ※1 20.7
1試合平均敵陣パス数 10.1
1試合平均自陣パス数 2.9
1試合平均ロングパス数 0.6
ロングパス成功率 88.9%
※1:トラップやパス、クリアなどのボールタッチアクション回数を出場試合数で割った数値

☆★田中碧(1998/9/10)★☆
31試合5得点
・TOP3スタッツ
1. 1試合平均敵陣パス数 34.1 (リーグ13位)
2. ロングパス成功率 80 % (リーグ17位)
3. 右足得点数 5 (リーグ18位)

・その他スタッツ
1試合平均プレー数 ※1 64.6
1試合平均敵陣パス数 34.1
1試合平均自陣パス数 22.1
1試合平均ロングパス数 3.4
ロングパス成功率 80.0%
※1:トラップやパス、クリアなどのボールタッチアクション回数を出場試合数で割った数値

☆★登里享平(1990/11/13)★☆
29試合0得点
・TOP3スタッツ
1. 1試合平均敵陣パス数 38.4 (リーグ6位)
2. アシスト総数 5 (リーグ17位)
3. 1試合平均チャンスクリエイト数 1.8 (リーグ23位)

・その他スタッツ
1試合平均プレー数 ※1 67.7
1試合平均敵陣パス数 38.4リーグ6位
1試合平均自陣パス数 20.8
1試合平均ロングパス数 4.0
ロングパス成功率 50.4%
1試合平均タックル数 1.5
タックル成功率 62.8 %
空中戦勝率 43.3 %
※1:トラップやパス、クリアなどのボールタッチアクション回数を出場試合数で割った数値

☆★家長昭博(1986/6/13)★☆
29試合11得点
・TOP3スタッツ
1. 1試合平均敵陣パス数 43.8 (リーグ3位)
2. 左足得点数 5 (リーグ6位)
3. 1試合平均チャンスクリエイト数 2.6 (リーグ6位)

・その他スタッツ
1試合平均プレー数 ※1 59.5
1試合平均敵陣パス数 43.8リーグ3位
1試合平均自陣パス数 8.9
1試合平均ロングパス数 3.2
ロングパス成功率 69.1%
アシスト数 4
1試合平均クロス数 2.6
1試合平均チャンスクリエイト数 ※2 2.6
※1:トラップやパス、クリアなどのボールタッチアクション回数を出場試合数で割った数値
※2:PA内へのスルーパス成功+PA内からのクロス成功+ラストパスの合計値を出場試合数で割った数値

川崎フロンターレ<選手・戦力分析・移籍情報>J1リーグ2021シーズン開幕
-まとめ-

移籍・引退で減少した中盤構成人数ですが、補強により、チームの戦力値はJリーグトップであることは疑いがありません。リーグ優勝は充分可能性が高いですし、ケガ人などのトラブルがあったとしてもトップ3フィニッシュできるだけの戦力充実度です。
強いて挙げればACLとの過密日程がどう影響するのか(上記したメンバー等が出場するかどうか)、が短期期間の勝敗を左右する可能性がありそうです。
また選手個人については前述した通り、山根選手のケースが今年も起こるのではないかと思い、新加入の若手選手を継続して注目していきたいと個人的には考えています。

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